ソーテルヌ地区付け第一級「シャトー・クリマン」との共同開発によるリッチで洗練されたカスクフィニッシュジン!
「Phantom(ファントム)」は、サルコムの地で造られたスクーナー船「サルコム・フルーター」の船名にちなんで名付けられました。
最高級のフルーツ、スパイス、ワインを運んでいたことからインスピレーションを得たこのカスクフィニッシュジンは、ソーテルヌワインの世界最高生産者の 1 つでもある「シャトー・クリマン」とのコラボレーションで開発。シャトー クリマンの素晴らしく卓越したワインの風味に敬意を表し、ゆったりとした極上の時間に誘ってくれるジンに仕上げています。
<tasting notes>
NOSE: ハチミツに漬けた桃、甘いバラの花びら、ラベンダー、オレンジの花、ヒノキの香り。
PALATE: アプリコット、ジャスミン、トーストしたオークとスパイス。キャラメリゼしたオレンジピールが、リッチでバランス良く整う。イラクサとフェンネルによるフレッシュなグリーンの芳しさがあり、軽さと奥行きのある味わいを微妙に調節する。控えめさと華やかさが同居した味わい。
FINISH: アカシアのハチミツとカンタロープの香り。フレッシュなオレンジピールのミネラル感がバ
ランス良く残る。
<liquid profile & botanicals>
伝統的なロンドン・ドライ・ジンの製法にこだわり、「ワンショット製法」を採用しています。天然の軟水であるダートムーアの水を加えてアルコール度数を 60 度まで下げた後、6 つのフレンチオーク樽の中で熟成させました。8 ヶ月の熟成を経た後それぞれの樽のジンをブレンドし、アルコール度数を 46 度まで落として仕上げています。オールド・トム・ジンに近い、やや甘めの味わいで、少量のアカシアのハチミツを加えることで、シャトー・クリマンの持つアカシアのハチミツの香りを補完し、さらに豊かで深みのある口当たりにしています。
合計 16 種類のボタニカルが使われており、そのうちマリーゴールド、ベイリーフ、セイボリー、ヒノキ、フェンネル、イラクサ、バラの花びらの 7 種類は、シャトー・クリマンのバイオダイナミック農法で栽培されたものが厳選されました。さらに、マケドニア産ジュニパー、イギリス産コリアンダーシード、オレンジピールといった伝統的なジンのボタニカルと、ラベンダー、オレンジの花、アプリコットなどのシャトー・クリマンのワインの特徴的な風味を際立たせるために厳選したボタニカルを、丁寧にバランス良く調整しました。
<about the casks>
使用した樽はすべてシャトー・クリマンのもので、サルコム社の設立者アンガスと、シャトー・クリマン醸造責任者フレデリックが、樽の残り香とジンに与える性質を考慮して手作業で選びました。上質なフレンチオーク樽のうち、5 つは「シャトー・クリマン 2016 年」、1 つは「シャトー・クリマン 2015 年」を貯蔵していたものです。
厳選された樽はサルコム社に輸入され、2020 年 2 月に充填、8 ヶ月間熟成されました。熟成を経てジンは淡い⻩金色に色付き、甘いアカシアのハチミツ、オレンジの花、アプリコットの香りを纏うようになりました。